投資商品で特に注意しておくべきもの

投資は常にリスクとリターンどちらを取るか、という選択を迫られます。しかし、「ハイリターンは必ずハイリスク」という鉄則だけは何の商品でも同じです。ですから、まず注意すべきはセールストークの内容でしょう。まず、銀行預金でもないのに「元本は保障します」などという言葉を聞いたら、少なくともその会社と契約してはいけません。銀行でもないのに多数の人から資金を集めて元本を保証するのは出資法違反であるか、ウソであるかのどちらかだからです。
 さて、投資商品には必ずリスクがあるので、商品によるリスクの性質を理解する事が重要でしょう。リスクそのものより、「低いリスクで高いリターンの商品があればいいのに」という心理の方が危険かもしれません。この願望はいつしか実際にそのような商品が実在すると考えたり、この商品は大丈夫だ、という根拠のない判断につながる可能性があるからです。例えば、「外貨預金」という名称から日本の預金と同じだと判断したり、(日本の預金と異なり、外貨預金制度は適応されません)その通貨の国家の信用リスクに目を向けなかったり、という事になります。先日も年利20パーセント近い金利を謳う外貨預金の広告を目にしましたが、その国の地政学的なリスクには全く触れていませんでした。世界のどこにもうまい話は転がっていない、と思った方がいいでしょう。

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